◆平成29年度研究会記録◆


【第13回ゆくはし授業デザイン研究会】

 

平成30年3月24日(土) 第12回ゆくはし授業デザイン研究会を実施しました。
 今回は竹中章勝先生を講師に迎え、

学びを作る教材EXPOとして企業の方10社にもご協力いただき体験ブースを設置しました。
竹中先生に「求められる学習から考えられること」として、まずは新しい学習指導要領から考えることの解説を、そのあと最新のICT機器やコンテンツを体験し、すぐに役立つコツを実際の道具を使いお話して頂きました。


アンケートでも、「時代の変化と教育の改革、良いお話でした。」

「授業デザインとICTが繋がりました。」

「ICTの「手段と目的」について考えることができた。昆虫を例に思考の過程や概念の形成について説明していただいたのは非常にわかりやすかった。」

「タブレットとまなボードを比較することで、生徒にICTで何を身につけさせたいのかをもう一度整理して考えたいと思う。」

「事前のアンケートに答えていただく形式だったので聴きたい話が聞けて非常に良かった。」

などととても良い意見を書いて頂けてよかったです。


年度末のお忙しい時期に遠くからも参加していただいた先生方、会場で準備をお手伝いしていただいた先生方、お疲れ様でした。
来年度も引き続き研究会を続けていければと思います。

また、開催が決まりましたらお知らせします。

 

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。【事務局・黒川】


【第12回ゆくはし授業デザイン研究会】

スピンオフ第12回。

この研究会の前身の「的場塾」その講師の的場亮先生を囲んでの懇親会。単純に忘年会です。 11月20日(月)に開催しました。


【第11回ゆくはし授業デザイン研究会】

たくさんの方の参加で楽しく、和気あいあいとした中、頭を使った学びができました。

「プログラミング」は、体験することが一番だと感じた時間でした。

基本プログラムから、応用。
グループで一作品つくり、そして発表。
途中からそれぞれで自分の世界に入ってしまいました。

いろんなところで、様々な学びがありました。

佐賀から来てくださった講師の田中康平先生をはじめ、中間、上毛、中津、大分、そして京都からと遠方から本当にありがとうございました。

 


【第10回ゆくはし授業デザイン研究会】

 

 第10回は交流を意図した忘年会としての開催となりました。

 

 

とはいうものの講演家である的場亮先生をお招きしているので、ミニ講演会をしていただきました。

・人生にはレシビがあり、そのレシピは①人との出会い②本当の出会いがつくってくれる。

・どの世界でも「素直・謙虚・向上心」な人が伸びる。

「一流のサッカー選手は素直な負けず嫌い」「単なる負けず嫌いは頑固で人に学ぼうとせず、すぐにシャッターを下ろしてしまい周りを受け入れなくなる」

・「学び方を学ぶ」※新ネタなので詳しくは次回へ

たくさんの学びができた30分でした。

 学びの後はネットワークを広げる交流が進められ、最後は恒例、年忘れ「すべらない話」でした。今年は新生登場で会場が盛り上がりましたが、やはり締めは真打の先生の素晴らしい話でみんな大爆笑でした。笑って一年を終えた会でした。

 2月に今年度最後の研修会を計画しています。早めに告知ができるように頑張ります。


【第9回 ゆくはし授業デザイン研究会】

 

2016年11月30日

 「ICTを活用した教育活動の日常化・一般化に向けて」佐和伸明先生

開催しました。


【第8回ゆくはし授業デザイン研究会】

 

 8月7日(日)徹底反復研究会主催の研究会の運営を終えたあと、ICTの導入校としての発表や部活動などに没頭していたら一週間が経っていました。

あのときの思いを忘れずに、9月からの取り組みを計画しなければと思い、もう一度、陰山先生の講演や西川小学校、有漢西小学校、そして飯塚小学校の発表内容を思い起こしています。そして、まずは私たちが同じ方向を向いて同じ事を伝えて行くことの大切さを感じ、徹底してやり抜く気持ちが必要であると思っています。9月から新しい取り組みをまずは私たちの学年からスタートさせたいと思います。

 

たくさんの支援のお陰で100名を越える参加者をお迎えできたことに感謝しつつ、これからも「ゆくはし」での活動を進めていきたいと思います。


 

【第7回ゆくはし授業デザイン研究会】

6月25日(土) 第7回ゆくはし授業デザイン研究会を行いました。

 梅雨の晴れ間にゆくはしの地に50名近くの方をお招きして研究会を実施することができたことを素直に喜びたいと思います。

 「田中康平先生の講演だから」「行橋市立長峡中学校のICT環境を見たくて」「ゆくはし授業デザイン研究会に興味があって」などの動機で土曜日の午後に集まっていただいたのですが、「誘われて」「先輩の紹介」など人とのつながりはとても大きな部分でした。

 思考整理フレームワークの紹介と、それを使って著作権について、みんなで学ぼうというワークショップでした。

 思考整理は、授業デザインの入り口のようなもので、授業を設計するには必要な部分なので、このような形で自分の考えをまとめていくことが良い授業作りの糸口になるように思います。

 新しい取り組みになると思います。まずは自分からチャレンジしたいと思います。

 長峡中学校の若い先生方の現時点での模擬授業に触れていただいたことは、すでに多くの取り組みをされたている方にも、また初めてこのような環境を見られた方にも新鮮に映ったことだと思います。これからの進展を期待していただけるものになったと思います。

 次回のゆくはし授業デザイン研究会は8月7日(日)を予定しています。よろしくお願いいたします。


【第6回ゆくはし授業デザイン研究会】

 

2月20日土曜日 

第6回ゆくはし授業デザイン研究会を行いました。

 

今回は、この会の立ち上げに尽力してくださった、桑崎剛先生を偲んで、桑崎先生が出演された過去のテレビ映像を見ながら先生の優しい笑顔を思い出しました。そして最後に陰山英男先生にコメントをいただきました。

 

講演2では「一瞬の感動を人生のきっかけに」と題して的場亮先生の感動の話を教師目線で聞かせていただきました。「気を制するものは人生を制する」その良い気を入れるためには今までの自分のいらないものを捨ててリセットしていいものを入力することの大切さなど、新しい見方も教えていただきました。

 

今回の研究会もまた、新しい出会いがあったように思います。

最後に、急遽、熊本から駆けつけてくださった桑崎先生の二人のご子息に感謝の意を伝えたいと思います。


第5回ゆくはし授業デザイン研究会


11月7日(土) 第5回ゆくはし授業デザイン研究会を実施ました。
 講演Ⅰは桑崎剛先生をお招きして、ICT活用の授業の在り方や、アクティブ・ラーニングの在り方、リベラルアーツで学ぶアメリカの大学生の姿などを通して、今の教師に求められる能力について話を展開してくださいました。多岐にわたる話は、参加した皆さんに教育に携わることの大切さや難しさを伝えて下さいました。
 講演Ⅱは土井敏裕先生が「アクティブ・ラーニングについて考える」と題して、見知らぬ二人でiMovieを使ってCMをつくる課題に取り組みました。初めてあった方、あまり話をしたことがない方と協働して一つの作品をつくることを通して、主体的に学習することや仲間と協力してものを作り出すことの良さを感じることができました。また、土井先生の進め方からアクティブに学ぶ子どもたちをファシリテータとして支えることの難しさも知ることができました。
 土曜日の午後に集まってくださった方に何か一つでも多くの「持ち帰るもの」ができたのではと思っています。
 第6回の授業デザイン研究会も新たな気持ちで進められればと思っています。これからもよろしくお願いいたします。


第4回ゆくはし授業デザイン研究会


第4回ゆくはし授業デザイン研究会は第3回の翌日に開催しました。
講演Ⅰは田中康平先生による「アクティブ・ラーニング」についての講演でした。30分間の説明の後のワークショップでは「「全員が正解する」「話す。質問する。教える。調べる。協力する。貢献する」ことを意識して進める内容でした。実際に体験すると周りのことを考えて、話し、まとめようとすると、いつもよりもずっと思考が高められていることが感じられました。また、教師として、このような学習を仕組むためにどのようにして課題を与えればよいかと考えながら、この様な授業をやってみたいと感じました。
講演Ⅱは桑崎剛先生が「ネット社会と情報モラル教育」について話をしてくださいました。今朝、大分県の中津にある福沢旧邸を訪問してEducationを教育と訳した人を調べてきた話から始まり、会社に就職するために最初にすることはエントリーであることや、携帯でうっかり写真を投稿すると・・・。などたくさんの事例を紹介しながら、参加者と会話を進めながら話が進められました。「誰でも、何時でも、何処でも新聞記者の時代」「上手にネットを使う力はネットでは育たない」などたくさんの話はとても良い学びとなりました。


第3回ゆくはし授業デザイン研究会

 

第3回ゆくはし授業デザイン研究会を開催しました。
今回は陰山英男先生をお招きして「常識を破れば子どもは伸びる」という演題で話をしていただきました。「日本の学校の教育は世界一のポテンシャルを秘めている」という話で始まり、「脳を上手に使うトレーニング」「高度な脳の働きは集中という形で表れる」「限界を超えた集中は学力を一気に高める」そして、「勉強は集中するためのトレーニング」という考えのもと、多くの実践を紹介していただきました。40数名の参加者はたくさんのことを学べる良い機会となりました。講演会後の交流会では、講演では紹介することができなかった陰山先生の20年前の実践映像をもとに、子どもの知的好奇心を高める授業の話や裏話など興味深い話が続きました。陰山先生の気さくな雰囲気と楽しい話術でとてもアットホームな感じで研修会を終えることができました。私をはじめ参加した先生方の好奇心のスイッチがonになった研修会でした。